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【体験談】HSPの傾向がある人は看護師に向いてない?辛いときの対処方法を紹介!

看護師の悩み
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こんにちは、看護師のあまのです!

最近、よく目にするようになった「HSP」という言葉をご存知でしょうか?

他人の感情に敏感に反応してしまう・振り回されやすいと自身で認識はしているものの、HSPという人間の特性の1つであると認知していない方も多いと思います。

あまの
あまの

私もメンタルをやられて体調を崩すまで自分がHSPだと知りませんでした。

看護師は患者さんや他者と関わる機会が多く、人間関係に悩んでいる方も多いですよね。

この記事では、HSPの特性や働きやすくなる工夫、メンタルが辛いときの対処方法について紹介します。

この記事を読んでほしい方

人より他人の感情に振り回されやすい
人間関係に悩んでいる
周りに相談できる人がいない

同じように悩んでいる看護師さんを応援したいと思い、少しでも現状を変える手助けになればいいなと思っています

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HSPの特性とは?

「HSP(Highly Sensitive Person)」とは、日本語に訳すととても繊細な人と訳します。神経が細やかで、感受性が強い性質を生まれ持った人のことです。

【特徴的な4つの特性】
深くさまざまな思考をめぐらせる
刺激に対する反応が強く表れて、疲れやすい
相手の感情の影響を受けやすく、共感力が強い
他の人が気づかないような些細な刺激を察知する

相手の気持ちを察知して行動したり、物事を深く探求したりできる半面、ささいなことでストレスを感じてしまうこともあります。

【HSPの人が抱えやすい悩み】
些細なことでも深く考えてしまう
他人の気分に振り回されやすく、対人関係に疲れてしまう
同時にたくさんのことが起こると混乱してしまう
混乱すると、静かで刺激の少ない場所にこもりたくなる
大きな音や強い光が苦手である
小さな音や匂いも気になってしまう
暴力的なシーンが苦手である

同じような悩みを持っている人は、HSPの可能性があります。

HSPが看護師に与えるメリット・デメリット

【メリット】
患者さんの細かな変化に気がつきやすい
共感力が生かされる
危機管理能力が高い
誠実な姿勢から信頼されやすい

メリット① 患者さんの細かな変化に気がつきやすい

HSPの看護師は、些細な刺激を察知するため、細かな変化に気づきやすいといえます。

患者さんの言葉にならない気持ちや感情を察して、コミュニケーションを図ることができるので信頼関係を築きやすいでしょう。

また患者さんの普段と違う様子に気づけるため、異常の早期発見にも役立ちます。

「いつもと違う」という観察力が、早期発見につながり進行を食い止めやすくなります。

メリット② 共感力が生かされる

HSPの特性である共感力が強い、これは看護師として働く上でとても活躍します。

相手の気持ちに寄り添うことができるため、患者さんとしても自身の気持ちを伝えやすい環境といえます。

また共感力の強さは後輩指導の場面でも生かされ、良い相談相手となれるでしょう。

メリット③ 危機管理能力が高い

HSPの看護師は思考を深くめぐらせるため、これから起こるさまざまな可能性を考えながら行動することができます

あらゆる可能性を考えた行動は危機管理能力の高さにつながり、なにか事象が起こっても素早く対処することが可能です。

大事になる前にスタッフ間で情報共有し、危機管理上の問題を回避することができるでしょう。

メリット④ 誠実な姿勢から信頼されやすい

HSPの看護師は、細かな変化に気がつき配慮できるため丁寧な姿勢から信頼されやすいといえます。

看護師の職業は人の命を預かる仕事のため、誠実な仕事への姿勢が大切であり、その姿勢は患者さんにも伝わります。

患者さんから信頼を置いてもらいやすく、他の看護師では引き出せなかった意見を聞き出せる可能性もあるでしょう。


【デメリット】
他人に振り回され自分のせいにしてしまう
仕事を断り切れないためパンクしてしまう
他人に関わりすぎると疲れてしまう
自分を否定してしまう

デメリット① 他人に振り回され自分のせいにしてしまう

HSPの看護師は共感力が強いため、周囲に機嫌が悪い人がいると自分のせいではないかと勘違いしてしまうことがあります。

看護師特有の人間関係、患者さんの感情に振り回されてしまい落ち込んでしまうこともあるでしょう。

気持ちの切り替えが苦手でささいなことでストレスを感じてしまうため、一度他人に振り回されると通常の状態に戻るのに時間を要します

デメリット② 仕事を断り切れないためパンクしてしまう

HSPの人は、頼まれたことを断れ切れない方が多いのではないでしょうか。

つい「この人の頼みを断ると自分のことをどう思うだろう?」という考えに陥ってしまい、無理をしてしまいます。

仕事を抱えすぎて手に負えなくなっていても、他者に助けを求めるのも苦手です。相手の反応や負担を考えてしまい自分だけで抱え込んでしまう傾向にあります。

その結果、キャパオーバーしてしまい仕事を抱えきれずパンクしてしまいます。

デメリット③ 他人に関わりすぎると疲れてしまう

HSPの人は、他人が気づかないような些細なことに気がつく反面、気を遣いすぎて疲れてしまいます

感受性が豊かで共感力が強すぎるがゆえに、相手の気持ちになって考えすぎてしまい心が休まる期間があまりないでしょう。

医療現場では、患者さんの苦しみや困難を経験する状況に立ち会わなければなりません。これはHSPの人にとって、大きなストレスとなります。

デメリット④ 自分を否定してしまう

HSPの人は、他人からのささいな一言を重く受け止めてしまい、「自分のせいだ、自分はダメなんだ」と考える傾向があります。

あまの
あまの

何気ない一言も必要以上に重く受け止めていました。

看護師という職業柄、患者さんからの文句や上司・先輩看護師からの指導を受けることが多くありますよね。

その結果、自己否定してしまうという経験をした方も少なくないでしょう。

HSPの看護師が辛いときの対処方法

【辛いときの対処方法】
自分自身のストレス原因となる人と距離を取る
信頼できる相談相手を見つける
睡眠・休息をしっかり確保する

自分自身のストレス原因となる人と距離をとる

HSPは、相手の感情の影響を受けやすく共感力が高いため、相手がして欲しいことを敏感に受け止めて疲れてしまいがちです。

人一倍ストレスを感じてしまうため、聞きたくない話を聞く必要もなく、自分が苦手だと感じる人と仲良くする必要もありません。

例えば、気分屋で苦手だと感じる看護師がいる場合、少し距離をとってみましょう。

負担を感じる相手とは適度な距離をとり、自分自身が自然体でいられるような人間関係を大切にしましょう。

信頼できる相談相手を見つける

看護師は、常に心身ともに疲労が溜まりやすい環境に置かれています。

ストレスも多く、HSPの人にとって精神面での負担を軽減させることは大切です。

同僚や友人、家族など自分にとって信頼できる相談相手を見つけて、少しでも心の負担が軽減されるよう努めていきましょう。

睡眠・休息をしっかり確保する

HSPの人は、他の人が気づかないような些細な刺激を察知し、刺激に対する反応が強く現れてしまうため疲労が溜まりやすい傾向にあります。

蓄積された疲労には、しっかりと睡眠・休息をとることが最善の対策です。

平日は帰宅後にしっかりとリラックスできる環境を確保し、休日は予定を詰め込みすぎないようにしましょう。

プライベートな時間を充実させ、他者との関わりで疲れた心を癒しましょう。

HSPの看護師が働きやすい職場とは?

もしあなたがHSPであることに気づいたら、働きやすさは職場環境によって変わってきます。

今の職場で働きにくさを感じている人は、ぜひ今後の転職の参考にしてみてください。

① ほどよい距離感で人間関係が維持できる職場

常に緊張感のある多忙な職場だとコミュニケーションも密に行われるため、どうしても人間関係が濃くなります。

看護師として働く以上、完全に1人で仕事を行うのは難しいかもしれません。しかし、看護師1人体制で夜勤を行う施設など、勤務体制によっては他者と関わる機会が少ない職場もあります

② 業務内容や患者さんの変化が少ない職場

HSPの方は同時にたくさんのことが起こると混乱してしまう傾向にあるため、目まぐるしく変化が起こるような職場だと心身ともに疲労してしまいます。

病棟のなかでも回復期や慢性期、また特老など比較的ゆっくりしている・患者さんの入れ替わりが少ない職場の方が落ち着いて仕事に取り組めます

他人に振り回されないためにも、業務内容や患者さんの変化が少ない職場を選ぶと良いでしょう。

③ 看護師の資格を活かせる職場

看護師には病院に限らず、さまざまな職場で働けるという利点があります。

企業、保育園、健診センター、クリニックなど看護師が活躍できる職場は多岐に渡ります

病院特有の雰囲気が苦手な人は、一度選択肢に入れてみても良いのではないでしょうか。

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まとめ

HSPは欠点ではありませんし、むしろ長所となる部分もたくさんあります。

「HSPは生まれつき持っている才能」としてとらえるとよいでしょう。

HSPの方が気持ちよく働けるかどうかには職場環境も大きく関わってくるので、今の職場で仕事を続けるのが辛いと感じる場合は、転職を検討してみるのもおすすめです。

現状の困りごとやつらさを取り除くために行動や環境を工夫し、自分に合わせた対処法を考えて、人生を豊かにしていきましょう。

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あまの
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