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【5選】看護師にうつ病が多いのはなんで?ストレス対処法を紹介

看護師の悩み
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こんにちは、看護師のあまのです!

看護師の仕事は体力的にも厳しいですが、命を預かる現場のため責任も重く、精神的な面でも大変ですよね。

また、女性特有の職場であるため『人間関係』で悩む看護師さんも多いのではないでしょうか。

心身ともに負担が大きくなればなるほど、少しずつメンタルも追い込まれ『うつ病』になることも少なくありません。

あまの
あまの

私も『人間関係』で悩んでいたとき、気付かないうちにうつ病を発症していました。

この記事でわかること

うつ病ってなに?
看護師になぜうつ病が多いの?
ストレス対処法にはどんなものがあるの?
うつ病にならないためにはどうしたら?

私と同じように悩んでいる看護師さんを応援したいと思い、現状がつらいと感じている看護師さんや不安を抱えていてどうしたらいいのかわからないと感じている方の手助けになればいいなと思っています。

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うつ病ってなに?

厚生労働省の『こころもメンテしよう』によると、

うつ病は、脳内の神経伝達物質「セロトニン」「ノルアドレナリン」が減ってしまう病気だと考えられています。

これらの神経伝達物質は精神を安定させたり、やる気を起こさせたりするものなので、減少すると無気力で憂うつな状態になってしまいます

ですから、うつ病は決して怠けているわけでも、気の持ちようで何とかなるものでもありません。しかも、うつ病は日本人の約15人に1人が一生のうちにかかるという非常にありふれた病気です。

うつ病の症状

具体的な症状としては、以下のようなものがあります。

  1. 悲しく憂うつな気分が一日中続く
  2. これまで好きだったことに興味がわかない、何をしても楽しくない
  3. 食欲が減る、あるいは増す
  4. 眠れない、あるいは寝すぎる
  5. イライラする、怒りっぽくなる
  6. 疲れやすく、何もやる気になれない
  7. 自分に価値がないように思える
  8. 集中力がなくなる、物事が決断できない
  9. 死にたい、消えてしまいたい、いなければよかったと思う
    出典:厚生労働省『こころもメンテしよう』

うつ病は、日常生活に大きな支障をきたす場合に注意が必要です。始めのうち、こころの不調ではなく体の不調や行動の問題として現れることがほとんどです。

食欲や睡眠に現れるだけでなく、体がだるい、生気がない、頭痛・めまい・吐き気といった体の症状として表現されることもあります。

なぜ看護師にうつ病が多いの?

看護師は日常的に強いストレスにさらされています。

患者のケア、長時間の勤務、急患の対応など、看護師の仕事は肉体的・精神的に非常にタフです。このストレスはうつ病のリスクを高める要因といえるでしょう。

厚生労働省が発表した『精神障害に関する事案の労災補償状況』によると、平成29年度における「精神障害の請求件数の多い職種」の6位に全職種のなかから看護師が入っています。

精神障害に対する労災補償は、仕事による心理的ストレスが原因で発病した際に認められるので、ストレスを抱えている看護師が多いことがわかりますよね。

そのため、看護師は他の職業に比べてうつ病にかかりやすいとされており、仕事を自分でコントロールしにくいことや業務量の多さからストレスを感じやすくなり、疾患発生のリスクが高まりやすいとされています。

【5選】看護師がストレスを感じる原因

人手不足
重い責任とプレッシャー
肉体的・精神的な負荷が大きい
職場の人間関係
ワークライフバランスの取りにくさ

それでは、看護師がストレスを感じる原因について解説していきます。

① 人手不足

患者数は増える一方なのに、十分な人員配置が難しい状況が続いているため一人当たりの業務量の増加が起こってしまいます。

また長時間労働不規則なシフトにより、ストレスを感じやすくなります。

② 重い責任とプレッシャー

看護師は患者さんの命を預かるため責任が重く、また正確で迅速な対応が求められるためプレッシャーも重くのしかかります。

常に気を張っていなければならない環境は大きなストレスにつながります。

あまの
あまの

頑張りすぎる人ほど『うつ病』になりやすいと言われています。

③ 肉体的・精神的な負荷が大きい

長時間の立ち仕事や重労働に伴い、体力的な負担が大きくなります。

また患者さんの苦痛や死を目の当たりにする経験は、精神的な負荷として影響を及ぼすことがあります。

あまの
あまの

割り切れる人は良いのですが、私も結構こたえてしまうほうでした。

④ 職場の人間関係

看護現場はプレッシャーや忙しさから、ピリピリした雰囲気のところも少なくありません。

人間関係のトラブルが生じると、仕事を辞めたいと思うほど大きなストレスにつながる可能性があります。

⑤ ワークライフバランスの取りにくさ

看護師の仕事は、夜勤や時間外労働が発生するため、私生活とのバランスが取りにくいこともストレスの要因として考えられます。

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看護師のストレス対処法【5選】

適切な休息をとりリラックスする
人とコミュニケーションを取る
仕事以外の楽しみを見つける
自分の感情を受け入れる
自分の体調の変化をいち早くキャッチする

日々の業務に追われ、ストレスは蓄積するばかり。

ここではストレス対処法について紹介していきます。

① 適切な休息をとりリラックスする

十分な睡眠を確保するようにしましょう。質の良い睡眠はメンタルヘルスに大きな影響を与えます。

休日や休暇を活用して自分なりにリラックスする時間を作りましょう。

【リラックス法の例】
・ 音楽を聴く
・ お風呂にゆっくりつかる
・ アロマを焚く
・ 読者をする
・ 何もせずゆっくり休む

② 人とコミュニケーションを取る

信頼できる同僚や上司とのコミュニケーションをとりましょう。

ひとりで抱え込まず、人に話すことでストレスや悩みを共有し、サポートを受けることで心の負担を軽減することができます。

③ 仕事以外の楽しみを見つける

趣味やリラクゼーション活動を持つことで、仕事以外の楽しみを見つけましょう。

仕事以外の場所でストレスを発散させることで、仕事とプライベートのメリハリがつきやすくなります

【リラクゼーション法の例】
・ 運動をする
・ いつもより遠くへ散歩に行く
・ 旅行に行く
・ 友人と会う

④ 自分の感情を受け入れる

日頃感じているストレスを発散させることは、なかなか難しいことですよね。

いちど感情を抑えずに自分の中で受け入れ、人と話すなど適切に表現することでストレスを軽減することができます。

あまの
あまの

小さなストレスが積み重なっていつか限界が来てしまいます。我慢のしすぎは厳禁です。

⑤ 自分の体調の変化をいち早くキャッチする

自身の体調やメンタルの変化に敏感になりましょう。

ストレスが高まってきたり、蓄積したりすると、身体面心理・感情面あるいは行動面にさまざまな変化が現れます。

『身体面』
倦怠感が続く(疲れがとれない)、首や肩が凝る、胃腸の調子が悪い、よく眠れない(早く目が覚める、熟眠感がない、夜中に何度も目が覚める)

『心理・感情面』
気分が晴れない、イライラする、落ち着きがなくなる、考えが悲観的になる、被害的になる、攻撃的になる

『行動面』
引きこもりがちになる、食生活が乱れる、喫煙や飲酒の量が増える、約束を守れなくなる、身だしなみがだらしなくなる

これらを早期に察知し、必要に応じて軽減を図ることは、うつ病の予防面でもたいへん重要です。

出典:厚生労働省『こころの耳』

まとめ

看護師のストレスは患者さんにも少なからず影響を与えるため、積極的に取り組むことが重要です。

【看護師のストレス対処法】
適切な休息をとりリラックスする
人とコミュニケーションを取る
仕事以外の楽しみを見つける
自分の感情を受け入れる
自分の体調の変化をいち早くキャッチする

体調の変化に早めに気付いて、自分なりに気分転換したり、仕事の責任や内容を信頼できる同僚や上司に相談することで、ストレスを軽減できるかもしれません。

自分の体調に対して、普段から意識するようにしましょう!

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