こんにちは、看護師のあまのです!
無事に看護師として就職することが決まり、いよいよ初出勤の日。
新人看護師さんは、実際に看護師として働くことに大きな期待と不安を抱えていることでしょう。
緊張するな…うまく馴染めるかな?
初めての職場でどんな挨拶をしたらいいの?
入職すると、人前で挨拶をする場面がでてきます。
なにを話せばよいか分からなかったり、うまく挨拶できるか不安を感じている新人看護師さんも多いですよね。
初めは誰もが初心者です。
落ち着いて入職初日を迎えられるように準備をしておきましょう。
新人看護師に必要な「心得」とは
いよいよ初出勤!まだ見ぬ環境に期待よりも不安を感じる人は多いと思います。
特に出勤初日は不安や期待が大きくて当然です。
そこで、新人看護師さんが初日に気を付けるべき振る舞いを「3つの心得」にまとめてご紹介します。
「心得①」身だしなみには注意
出勤初日は自然と新人看護師さんに注目が集まります。
そのため、第一印象に関わる服装や身だしなみにも注意が必要です。
社会人として当然のことであり、「清潔感」があることが第一です。
ナース服にシワやヨレ、汚れがないか、出勤前日までに確認しておきましょう。
また、出勤初日は、まず私服で出勤をしてから、案内された更衣室でナース服に着替えることになります。
出勤する際の服装は、スーツかオフィスカジュアル(ジャケットにワイシャツ、下はスカートやスラックス)が望ましいです。
あとでナース服に着替えるからといって、どんな服でも良いわけではありません。デニムやサンダルのようなカジュアルすぎる格好は避けましょう。
「心得②」素直さが大切
入職してから何よりも大切なのは、職場に溶け込むことです。
まずは「自分から」あいさつをし、自発的なコミュニケーションを心がけましょう。
また、初めての勤務は、右も左も分からないことだらけです。ですが、それは当たり前のこと。
分からないことは素直に質問し、積極的な姿勢を示していきましょう。
教えてもらったことは必ずメモに取りましょう。
「心得③」あいさつ・自己紹介は笑顔で簡潔に
初出勤の日は、一緒に働く病棟の人たちの前であいさつや自己紹介をすることがあります。
自己紹介と聞くと、緊張してしまうかもしれませんが、まずは「笑顔」で、ハキハキと話すことに気を配りましょう。
また、あいさつは朝礼の時間に行うことが多いため、忙しい業務に支障をきたさぬよう1分程度でまとめることを意識してください。
和やかな環境で仕事をしていくためにも、最初に良い印象を持ってもらえるようにしましょう。
4選【あいさつ】をするときのポイント
初出勤の日は、必ずといっていいほどあいさつをすることになります。
緊張してしまうのは当たり前のことです。
ここでは、好印象につながりやすい【あいさつ】の4つポイントについて解説します。
1.笑顔で明るい声で話す
2.簡潔にまとめる
3.謙虚な姿勢で話す
4.具体的な自己紹介の内容を入れる
これらのポイントをふまえて、人前でのあいさつや話すことを少しでも楽にしていきましょう。
1.笑顔で明るい声で話す
新しい環境で好印象を残すうえで、「笑顔」で「明るい声」で話すのは鉄則です。
初めから暗い表情でぼそぼそと話してしまうと、話しかけにくいという印象を与えてしまいます。
「第一印象がその人のイメージを左右する」と言われるように、ファーストインプレッションでいかに自分を良く見せるかで、その後の新人看護師さんの印象を決定づけます。
そのうえ、明るい声で話すことで、さらに好印象につながるでしょう。
緊張してどうしてもおどおどしてしまう方は、ゆっくりとしたペースで話すように意識しましょう。
2.簡潔にまとめる
看護師の職場は、始業時間前から慌ただしくなっています。
忙しい時間を割いて、【あいさつ】を聞いてくれるため、「何を伝えたいのか」要点を簡潔にまとめておきましょう。
何を話せばよいのかわからず、「あれもこれも伝えなきゃ」と長々と話しすぎてしまう方がいます。
長く話してしまうと、逆に相手に負担がかかってしますため、1分程度にまとめるのがおすすめです。
話の要点を簡潔にまとめることで、周りからの好印象につながるでしょう。
3.謙虚な姿勢で話す
初出勤の日は、謙虚な姿勢でのあいさつを心掛けましょう。
謙虚な姿勢を見せることで、一生懸命なひたむきさが伝わるはずです。
後々、仕事をやりやすくするためにも、先輩にひたむきな印象を与えるとよいでしょう。
4.具体的な自己紹介の内容を入れる
あいさつや自己紹介では、具体的な内容を入れましょう。
単に「よろしくお願いします」と言うだけではなく、名前、出身地、卒業した看護学校、簡単な目標を伝えるとよいでしょう。
職場の人たちも、新人看護師さんの具体的な内容を知ることで印象深くなります。
細かく話すのではなく、ざっくりと話せると、今後の話のタネになりコミュニケーションの幅が広がるでしょう。
後々、自己紹介の内容で話しかけてもらえるかもしれません。
初出勤の【あいさつ】例文を3つ紹介!
初出勤のあいさつは、これから一緒に働くうえで自分の人となりを伝える大切な機会です。
当日にスムーズに話せるよう、事前に流れを考え、練習しておくことをおすすめします。
ここでは、入職のあいさつに使える例文を紹介します。
落ち着いて初日を迎えられるよう、ご参考になれたらうれしいです。
そのまま使える例文①
初めまして、おはようございます。
「○○(名前)」と申します。
出身は「○○」で、「○○学校出身」です。
○○病院に就職することができ、うれしく思っています。
早く仕事が覚えられるように頑張りますので、ご指導よろしくお願いします。
要点をしぼって、簡潔に話せる内容になっています。
分かりやすくオーソドックスなあいさつになります!
そのまま使える例文②
初めまして、おはようございます。
「○○(名前)」と申します。
出身は「○○」で、「○○学校出身」です。
「患者さんにとってより良い看護が提供できるよう、日々研鑽を重ねてまいります。(目標)」
なにかとご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、ご指導のほどよろしくお願いします。
自己紹介と今後の目標、先輩に指導を仰ぐ内容になっています。
また、自己紹介で使える(目標)をいくつか用意してみたので、参考にしてみてください。
(目標)の例①
患者さん一人一人に寄り添った看護をしていきたいと思います。
(目標)の例②
患者さんやご家族から信頼される看護師を目指して、努力したいと思います。
(目標)の例③
常に患者さんの立場に立ち、適切な看護を提供できるようになりたいです。
(目標)の例④
患者さんの痛みや不安に共感し、そのご家族ともコミュニケーションを大切にしたいと思います。
(目標)の例⑤
看護師としての責任を持ち、患者さんの健康維持に貢献できるように頑張ります。
そのまま使える例文③
初めまして、おはようございます。
「○○(名前)」と申します。
出身は「○○」で、「○○学校出身」です。
分からないことも多いですが、先輩方からのアドバイスや指導を真摯に受け止め、
成長し続けることで、よりよい看護を提供できるよう頑張ります。
積極的な姿勢が伝わりますね!
まとめ
入職のあいさつは、第一印象を決定づける重要な場面です。
緊張していつも通り話せないこともあるかもしれません。
ですが、話す内容をあらかじめ決めておき、できるだけ好印象を与えるあいさつになるよう準備しておきましょう。
【あいさつをするときのポイント】
1.笑顔で明るい声で話す
2.1分程度の内容で簡潔にまとめる
3.謙虚な姿勢で話す
4.具体的な自己紹介の内容を入れる
→名前、出身地、卒業した看護学校、簡単な目標
【そのまま使える例文】
初めまして、おはようございます。
「○○(名前)」と申します。
出身は「○○」で、「○○学校出身」です。
○○病院に就職することができ、うれしく思っています。
早く仕事が覚えられるように頑張りますので、ご指導よろしくお願いします。