【転職】看護師の転職初日はあいさつが重要！例文を３選紹介します

こんにちは、看護師のあまのです！

転職初日、これから一緒に働くうえで『挨拶』はあなたの最初の印象を決定づける大切な機会になります。

相手への第一印象を良くすることは、その後の人間関係を築くうえで大きなポイントです。

なにを話せばよいか分からなかったり、スムーズに挨拶できるか不安に感じている看護師さんも多いはずです。

そこで、この記事では転職初日に初対面でも好印象を与えられる『挨拶』について解説します。

転職初日『挨拶』をするうえでのポイント４つ

初対面での印象は「５秒」で決まるといわれています。

「親しみやすいひとだな」「なんか話しかけにくそう」など、人は相手の印象を直感で判断します。

そして、第一印象がよければ、その後も好意的に会話ができ、良好な関係につながるでしょう。

転職初日の『挨拶』はスタッフが集まる朝礼の時間帯にするのが一般的な流れです。

まずは、挨拶をするうえでのポイントについて解説します。

① 身だしなみは清潔に
② 簡潔にわかりやすく
③ 相手の目を見て話す
④ 自慢話にならないように

① 身だしなみは清潔に

転職初日は自然と新しい職員に注目が集まります。

そのため、第一印象に関わる服装や身だしなみにも注意が必要です。

社会人として当然のことであり、「清潔感」があることが第一です。

ナース服にシワやヨレ、汚れがないか、出勤前日までに確認しておきましょう。

また、出勤初日は、まず私服で出勤をしてから、案内された更衣室でナース服に着替えることになります。

出勤する際の服装は、スーツかオフィスカジュアル（ジャケットにワイシャツ、下はスカートやスラックス）が望ましいです。

あとでナース服に着替えるからといって、どんな服でも良いわけではありません。デニムやサンダルのようなカジュアルすぎる格好は避けましょう。

② 簡潔にわかりやすく

転職初日の挨拶は、朝礼など朝一番のタイミングで行われることが多いです。

仕事に取りかかる前の忙しい時間帯に挨拶をするため、「何を伝えたいのか」要点を簡潔にまとめておきましょう。

何を話せばよいのかわからず、「あれもこれも伝えなきゃ」と長々と話しすぎてしまう方がいます。

長く話してしまうと、逆に相手に負担がかかってしますため、挨拶は１分程度にまとめるのがおすすめです。

③ 相手の目を見て話す

相手の目を見ながら話す「アイコンタクト」は、自分の気持ちを相手に伝えるうえで重要な方法です。

しかし、あまり見つめすぎてしまうと、かえって不信感を与えてしまいます。

目を合わせるのは、要所だけにし、それ以外はナースステーション内に視線を向けるのが雰囲気を損なわずよいでしょう。

一人のスタッフを見るのではなく、スタッフ全体を見渡しながら話すようにし、笑顔を添えることが大切です。

④ 自慢話にならないように

転職初日の挨拶の場では、これまでの経歴や前職で担っていた業務内容について話すこともあるでしょう。

その後の会話のきっかけを作るためにも、前職の話をすることは良いことです。

しかし、自分の過去の実績は、伝え方によっては「自慢じゃない？」と受け取られる可能性もあります。

新しい職場では、初めはみんな新人です。

よりよい人間関係を築くためにも、大きな実績や経験を出さないようにし、謙虚な姿勢で話すようにしましょう。

【３つ】最低限これだけは伝えよう

挨拶で好印象を与えるためには、シンプルに話すことが大切です。

簡潔に必要なことだけ伝えるようにしましょう。

これから一緒に働くスタッフに、自分の人となりが伝わるよう、次の項目を含めて挨拶を考えるようにしましょう。

・ 名前（フルネーム）
・ 前職での配属先や担っていた業務
・ 意気込み

新しい職場での仕事に慣れるまで、ほかのスタッフから指導を受けることになります。

初日の挨拶で、前職での配属先や担っていた業務を伝えることで、適切な指導をしてもらいやすくなるでしょう。

また、仕事への意気込みを話すことで、積極的な印象を与えられるでしょう。

転職初日の【挨拶】例文を３つ紹介！

転職初日の挨拶は、自分の人となりを伝えられる大切な機会です。

初日は緊張するものですが、あなたの印象を大きく決定づけるタイミングだからこそ、「いかに好印象を残せるか」がカギとなります。

ここからは、入職の挨拶に使える例文をパターンごとに紹介します。

病院から病院へ転職したときの挨拶例

初めまして、おはようございます。
本日付けで入職いたしました、「○○（名前）」と申します。

看護師○年目で、前職は300床の総合病院で、消化器外科病棟に勤務していました。
今回、循環器内科の勤務となり、
初めは手間取ってしまうかもしれませんが、業務に早く慣れるように頑張ります。

よろしくお願いします。

初めから師長や主任に、「こっちのやり方の方が効率的」「前の職場ではこうだった」と伝えるのはやめましょう。

新しい職場では、最初は新人と変わりません。

まずは全体を見れるようになることを優先しましょう。

ブランクがあることを伝える挨拶例

初めまして、おはようございます。
本日付けで入職いたしました、「○○（名前）」と申します。

前職は5年間消化器外科病棟に勤めていましたが、
退職したのち数年間のブランクがあります。
できるだけ早く業務感覚を取り戻せるように頑張ります。

よろしくお願いします。

ブランクからの転職の場合、ブランクまでの経緯や期間を伝える必要はありません。

業務感覚を取り戻すためには、初めはどうしても同僚に手間を取らせるでしょう。

素直に迷惑をかけてしまうことを伝えたうえで、意気込みを伝えましょう。

病院以外へ転職したときの挨拶例

初めまして、おはようございます。
本日付けで入職いたしました、「○○（名前）」と申します。

前職は5年間消化器外科病棟に勤めていました。

美容皮膚科クリニックでの勤務は初めてなので不慣れなことも多く、ご迷惑をかけてしまうかもしれませんが、早く業務に慣れるよう頑張ります。

また、消化器外科での経験を活かせればと思っています。

よろしくお願いします。

病院と病院以外の施設が求めているものは異なります。

そのため、前職での実績をひけらかすようなことはせず、新しい職場のスタッフと協力し合う姿勢を挨拶で伝えましょう。

まとめ

新しい職場で、良い人間関係を築くためには、第一印象が重要です。

きちんと身だしなみを整え、簡潔に話をまとめて話すようにしましょう。

あらかじめ挨拶の内容を決めて臨めば、心に余裕ができ、リラックスした状態で会話することができるはずです。

できるだけ好印象を与える挨拶になるように準備しておきましょう。