こんにちは、看護師のあまのです!
看護師としての転職活動を無事終えていざ初出勤の日、「うまく馴染めるかな…」と不安になりますよね。
どうやったら新しい職場にうまく馴染めるかな?
緊張の中、「自己紹介は何を話せばいいんだろう」「入職までにしておくべきことって何だろう」と気になることも多いと思います。
最高のスタートをきるためには、事前の準備が欠かせません。
新しい職場で良い関係を築けるよう、「初日までにしておくべきこと」・「初日に気を付けること」・「初日の流れ」について解説します。
初出勤に備えて、気になることを解決しておきましょう。
落ち着いて転職初日を迎えられるようぜひ参考にしてください!
転職初日までにやっておくべきこと
転職初日に慌てることがあると嫌ですよね。
ここでは、新しい職場で焦ることがないよう、働くまでに準備しておくことを紹介します。
【転職初日までに準備しておくこと】
✔ 転職先に提出するものの準備
✔ 制服や必須アイテムの準備
✔ 就業規則や雇用契約の内容の確認
✔ 職場までのルートの確認
✔ 自己紹介で話す内容の確認
転職先に提出するものの準備
転職先によって提出物に違いはありますが、一般的には以下のようなものが必要になります。
・ 年金手帳
・ 雇用保険被保険者証
・ マイナンバーカード
・ 給与振込用の銀行口座の通帳やカード
・ 看護師免許
・ 源泉徴収票(指示がある場合)
・ 健康診断書(指定がある場合)
・ 雇用契約書(渡されている場合)
・ 印鑑(認印で可)
新しい職場の事務担当者の方からの指示をよく確認して、漏れがないようしっかりと備えましょう。
なかには、すぐに用意できないものがあります。例えば、源泉徴収票が手元になければ、前の職場に発行を依頼しなければなりません。
できるだけ余裕をもって準備をしておきましょう。
詳しくはこちらの記事の「仕事を辞めたら会社から受け取るべき書類は?」を参考にしてください。
制服や必須アイテムの準備
主な持ち物は以下のとおりになります。
・ 筆記用具
・ メモ帳
・ 時計
・ ハサミ
・ 聴診器
・ ペンライト
・ ストッキング
・ 制服やナースシューズ
制服などは職場から支給される場合と、自分で準備する場合があります。
支給される場合は、指定された日までにサイズ合わせに行っておきましょう。
ペンライトや聴診器は基本的に職場にもありますが、いざというときのために自分のものを準備しておくと安心です。
転職初日に焦ることがないよう、忘れずに準備しておきましょう。
事前に指示されたものを忘れると、だらしないというイメージを持たれてしまいます。
しっかりと備えましょう!
就業規則や雇用契約の内容の確認
入職してから「聞いていた説明と違う」とならないよう、面接や職場見学などで受けた説明はメモなどの記録に残すようにしましょう。
また、事前に就業規則などの書類を受け取った場合は、内容に間違いがないかしっかりと確認しておきましょう。
労働条件や業務内容が思っていた内容と異なっていた場合、入職してから後悔することになります。
疑問に思ったことは、面接や職場見学の際に、採用担当者に確認することをおすすめします。
職場までのルートの確認
転職初日に、道に迷ってしまう、渋滞で遅刻してしまう、なんてことのないよう事前に職場までのルートを確認しておきましょう。
転職初日の朝から焦るのは嫌ですよね。
大体の通勤時間が分かることで、転職当日に焦ることなく余裕をもって到着することができます。
通勤方法や通勤時間についてしっかりと把握しておくことで、落ち着いて初日を迎えられるでしょう。
自己紹介で話す内容の確認
転職初日は自己紹介を求められることが多いので、当日落ち着いて話せるよう、内容を事前に決めておきましょう。
ポイントは、明るい表情ではっきりと、簡潔に伝えることです。
職場の人たちは、自己紹介の内容もですが、話しているときの表情や話し方、身だしなみなどに注目しています。
ハキハキと明るい表情で話し、第一印象を良くしましょう。
自己紹介は短くシンプルに伝えるようにしています!
【7選】看護師が転職初日に意識するべきポイント
転職初日はとても緊張してしまいますよね。
しかし、職場に早く慣れるためには、「第一印象が重要」です。
職場の仲間から快く迎え入れてもらえるよう、以下の7つのポイントを初出勤の前から意識しておきましょう。
1.15分前には職場に到着しておく
2.カジュアルすぎる服装は避ける
3.菓子折りは必要ない
4.メモを取り、早く覚える努力をする
5.分からないことがあれば積極的に質問しよう
6.緊張していても笑顔は忘れずに
7.プライベートな話はほどほどに
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.15分前には職場に到着しておく
入職初日そうそうに遅刻してしますことは、看護師に限らずすべての職場でNGです。
大体は、勤務開始時刻の15分前くらいには指定された場所へ到着していれば問題ないでしょう。
あまりに早く到着してしまうと、案内する担当者の業務に支障がでてしまう可能性があります。
また、指定された集合時間ぴったりに到着する予定でいると、渋滞が起きたり、準備に手間ったりした際に遅刻してしまう可能性もあります。
万一、交通機関の遅延などで遅れてしまうときは、遅れることが分かった時点で職場に連絡を入れましょう。
2.カジュアルすぎる服装は避ける
転職初日は、まず私服で出勤をしてから、案内された更衣室でナース服に着替えることになります。
出勤する際の服装は、スーツかオフィスカジュアル(ジャケットにワイシャツ、下はスカートやスラックス)が望ましいです。
あとでナース服に着替えるからといって、どんな服でも良いわけではありません。デニムやサンダルのようなカジュアルすぎる格好は避けましょう。
また、服にはシワやほこり、ほつれなどがないか前日までに確認し、きちんと準備しておくようにしましょう!
3.菓子折りは必要ない
転職初日に菓子折りを持っていくべきか悩みますよね。
基本的にお菓子の準備は不要ですが、お菓子をもらって喜ばれるのも事実です。
お菓子を配る際に会話のきっかけにしたいなど、自分が持っていきたいと思う方は用意するとよいでしょう。
4.メモを取り、早く覚える努力をする
転職の初日は、職場に関するさまざまな説明を受けます。
その場ではきちんと聞いていたとしても、後で思い返した時に「あれ、どうだったかな?」となってしまいがちです。
すべてを記憶するのは難しいため、しっかりとメモを取り、積極的な姿勢を見せるとよいでしょう。
また、初日にスタッフ全員の顔と名前を覚えるのは至難の業です。あいさつを交わした際は、相手の名前をメモしておくと次回会った際にスムーズにあいさつをできるでしょう。
5.分からないことがあれば積極的に質問しよう
以前勤めていた職場で長いキャリアがあったとしても、新しい職場では初めは新人同様です。
「中途看護師なのにこんなことも知らないの?」と思われるからと質問を躊躇してしまう方もいるかもしれません。
しかし、初日からでも不明点はどんどん聞いてそのままにしないことで、後々仕事もやりやすくなります。
疑問点は早めに解決して、ミスやインシデントを防ぎましょう。
一から学ばせてもらおうという謙虚な姿勢が大切です。
6.緊張していても笑顔は忘れずに
初めから好印象を持ってもらうためには、やはり笑顔が大切です。
まったく表情を変えずに、仏頂面で話す人にはなんとなく不安になりますよね。
暗い表情でぼそぼそ話すと、「この人話しにくいな」と思われてしまうかもしれません。
そのため、職場の人と話す際は、明るい表情でハキハキとコミュニケーションを取るように心掛けましょう。
明るい表情の方が話しかけやすいですよね。
7.プライベートな話はほどほどに
転職初日に、あまりにもオープンに自分自身のことを話すことはやめておきましょう。
新しい職員には誰しも興味があるものです。さまざまなことを聞かれると思いますが、控えめに答えておく方が無難です。
自分のことを色々と話してしまった場合、すぐに噂になり、いつの間にか「みんな知ってる」なんてことになりがちです。
新しい職場でのコミュニケーションは大切ですが、しばらくは様子を見ながらプライベートなことは少しずつ話していく方がよいでしょう。
早く馴染みたいからと聞かれたことに全て答えてしまい、後悔した経験があります。
看護師転職初日のおおまかな流れ
職場によって順番や内容は異なりますが、一般的な転職初日の流れは以下のとおりです。
- 事務手続きやオリエンテーション
- あいさつと自己紹介をする
- 職場の設備や業務内容について説明をうける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
事務手続きやオリエンテーション
転職初日には、入職時に必要な事務手続きを行います。
初日は緊張のなか、覚えることも多いため、前日はゆっくりと体を休め万全の体調で望みましょう。
あいさつと自己紹介をする
前述したとおり、転職初日には職場のスタッフへのあいさつを行います。
朝礼のタイミングやナースステーション内に人が集まった際に行われるケースが多いようです。
あいさつの際には、他のスタッフの名前の紹介もあるため、なるべく顔と名前を覚えるようにしましょう。
職場の設備や業務内容について説明をうける
転職初日は、施設内の設備や仕事の内容について説明をうけます。
職場によってさまざまなルールがあるため、メモなどを取りできるだけ早く覚えるようにしましょう。
まとめ
【新しい職場で意識するべきポイント7選】
1.15分前には職場に到着しておく
2.カジュアルすぎる服装は避ける
3.菓子折りは必要ない
4.メモを取り、早く覚える努力をする
5.分からないことがあれば積極的に質問しよう
6.緊張していても笑顔は忘れずに
7.プライベートな話はほどほどに
転職初日は、誰もが緊張したり不安になったりするものです。
少しでも落ち着いて仕事を始められるよう、事前にできる限りの準備は済ませておきましょう。
また、看護師は女性が多く女性特有の環境です。
その中で、人間関係をうまく築いていくためにも、明るい表情でコミュニケーションを取ることを意識しましょうね。
最初は大変かもしれませんが、多くの人は時間とともに少しずつ職場の環境に慣れていけるものです。
「一緒に働きたい」と思ってもらえるナースをめざして、初日に備えていきましょう。